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今月の建築家

2009/01/25

曼殊院道の家

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京都高野の閑静な住宅街に建つ住宅である。
親子二人で住むこの家にはやさしさと堅牢さが求められた。また、昨年施行された「京都市新景観法」による制約の中で可能な限りデザインを追求した作品でもある。
敷地は公団の共有緑地に接しており、3本の松を借景として西側を大きく開いている。
角地であるため外観に対しては施主もかなりのこだわりを持たれ、2階部分はチタン亜鉛合金張りのボリュームとし、素材のもつ独特の色彩が西日対策として嵌め込んだ木製ルーバーと緑地帯の3本の松とで絶妙なバランスを見せている。

吹抜をもつリビングは、北側に設けた中庭とトップライトにより、明るく爽やかな空間となっている。
また視界を遮らない華奢な階段や壁にしまいこめる大型建具を採用することで、視線を緑地帯や鴨川沿いの桜並木へとつなげ面積以上の拡がりを感じられる。
職人が心を込めて塗った白い壁は、光をバランスよくコントロールし、木製のキッチンや建具が施主の選んだ新しい家具と調和してやさしく落ち着いた空間になった。余談になるが和室は障子から漏れる光によって天井があまりにも美しく映ったので、天井付けの照明器具をなくすことにした。夜は行灯を灯し、気の合う友人達とこもれる隠れ家のような空間となった。

(澤村昌彦建築設計事務所所長 澤村昌彦)

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景観条例施行後間なしの設計で、厳しい審査のなか出来上がる自宅は、「こんな家に住んでみたい」 わくわくの日々。

黒鉄の玄関に自転車が置ける土間は、お坊さんの参道も兼ね、奥は行灯だけが燈す和室。白ペンキの内壁と栗無垢床の吹き抜けリビングはとても明るく風も抜ける。前の家は居間が暗かったのが不満の種だった。

念願のホームシアターにも対応できるようにしてもらった。日差しが稼げるように洗濯物干しを2階に。環境にも配慮し外面は全て真空ガラス(前は暑くて寒かった)にしたオール電化のエコハウス。

澤村さんと出会って丸2年。 待ちわびた我が家は粘り勝ちです。

(お施主様)

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構造:木造
建築面積:103.59㎡
延床面積:111.48㎡
地上2階建
竣工:2008年11月 
設計:澤村昌彦建築設計事務所
施工:株式会社かわな工業

 

澤村昌彦建築設計事務所 http://sawamuramasahiko.com/
澤村 昌彦/Masahiko Sawamura
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1996  澤村昌彦建築設計事務所開設
2004  大阪市立大学非常勤講師
2000  「インターイントラスペースデザイン2000」デザイン賞
2002  JUKEN実施コンペ入賞
2005  日本デザイン振興会 グッドデザイン賞
2007  松下電工「レジデンシャルライティングアワード2006」最優秀賞

kawana @ 8:11 PM

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