


この計画は、尖山という閑静な住宅地に建つメーカー住宅の
全面改装工事である。
2006年9月、城陽のイベントにてお知り合いになり設計を
させていただくこととなった。 当初の予定をオーバーしたもの
の、私の設計を全面的に気に入っていただき、無事竣工を
迎えることができた。
来客も多いご家庭で、当初からのご要望でもあったダイニング
の掘り座卓を中心に吹き抜け空間が拡がる。
ご主人の書斎、子供たちの空間。家族とのつながりを重視される
ご夫婦の思いを実現するために上下階をつなぐ吹き抜けは必要
不可欠であった。
その中心にある掘り座卓のタモ材無垢のカウンター。
ここに全ての思い(この家に関わったひとの)が凝縮されたのではないか。

「家」は思いをかけたほど、また手をかけるほど家のポテンシャル、つまり「重さ」が生まれると考える。
この先、数十年の年月を経たとしてもこの家には美しい風が吹いていると私は信じている。

天野建築設計工房 http://www.amano-aa.jp/
天野 拓夫/Takuo Amano

1983 京都工芸繊維大学工芸学部住環境学科 卒業
1985 出江寛建築事務所 入所
1992 天野建築設計工房 設立
1994 香川県建築士会作品賞(瀬戸内の家)
1995 三井ホ−ム20周年記念設計競技 最優秀賞
1998 三井ホ−ム20周年記念設計競技 最優秀賞





